相模川のナマズ釣りについて。

      2025/02/25


相模川にナマズは少ない。

昨年、相模川でのバス釣りを始めて色々なところでこの様な言葉を耳にしましたが、

そのような事は全く無いと思います。私はバス釣りはまだ一年くらいしかやっていませんが、ナマズ釣りの歴はもう結構長いんでわかります(笑)

確かに、相模川にナマズが沢山生息しているならば、バス釣りの外道として釣れる回数も多くなるはずですが、

実際に相模川でバス釣りをやっていても、ナマズが釣れるシーンを目にすることはそんなに多くない。

これが、相模川で釣りをする方々が口を揃えて「相模川にナマズが少ない」と言っている一番の理由だと思います。

確かに、相模川でバス釣りをしていて”ナマズがかかる”と言う事はそれほど多くはありませんが、それはナマズの個体数が少ないのではなく、そもそも相模川にはブラックバスの外道としてナマズが釣れにくい環境があるのです。

個体数はしっかり居る。相模川でも川底が見える程度の浅場に行けば、数多くのナマズを目にすることが出来るのに、なぜナマズが釣れる機会は少ないのか?

その理由は非常に簡単、

『水深が深いから』です。

ナマズは、他の魚たちと比較して目があまり良くないため、狩りの際には目よりも、耳や測線を多く利用しています。

トップウォーター型のルアーを認識する際には、その「聴覚」を使ってルアーの存在を見つけるわけですが、水深の深いエリアとなれば、いくら水面でルアーが音を立てても、ナマズの射程圏内からは外れてしまうことが多くなりますよね。

そうなれば、今度はナマズの『側線』にアプローチするような釣りも作戦として考えられるわけですが、

この側線、実は私たち一般の釣り人が思っているほどにその機能は優れておらず、「ほとんど体にぶつかるんじゃないか?」と言うほど身体の近くをルアーが通らなければ、ナマズはその存在に気が付きません。

これは、ナマズの”ひげ”の感度に関しても同じことが言えます。

それならばナマズの身体にぶつかる勢いでボトムを探れば良いのですが、ボトム狙いのワームの釣りを行ったとしても、相模川のナマズはバスほどの多くの個体数をストックしているわけでは無いため、

ワームのスローな釣りでは、ナマズとルアーが出会う確率が低くなってしまいます。

相模川でナマズを狙って効率よく釣る方法

トップウォーターでは、その水深ゆえナマズとの距離が離れすぎる。ワームによってルアーを直接ナマズに当てに行っても広範囲に散ったナマズとで合わせられない。

この様な理由で、相模川はルアーとナマズが極めて出会いにくい環境があるわけですが、

ワームではなく、スピナーベイトやクランクベイトによって、ボトムスレスレを広範囲に探ることができるなら、

そこそこの頻度で相模川のナマズを釣る事ができます。

以下の動画のように、相模川でボトムを狙った巻物をする私には、外道としても結構な頻度でナマズがかかります。

相模川でのルアーフィッシングは、現在スモールマウスバスを狙うのが最も一般的な釣りとなりましたが、相模川のバス達は非常に賢く、釣るのがなかなか難しいため、

今回紹介した類の釣法でナマズを狙ってみるのもありだと思います。

相模川のバス達がなかなか反応してくれない様な、大きなサイズのルアーにも果敢に反応してくれますし、出ればサイズも良型、非常に楽しい釣りです。

神奈川のナマズ釣りに関する記事を以下にまとめています。
神奈川県のナマズ釣り


Rio 土肥


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