メバルを一晩で20匹以上釣るために生み出された仕掛け。
2023/03/01
今日は横浜方面にメバル釣りに行ってきました。今回は胴付き仕掛けで歩きながら足元を狙う釣り。まぁまぁ数も出たのでよかったです。
メバルといえば、ジグヘッドと小型ワームを使った‘‘メバリング’’という釣り方が主流となっていますが、ルアーでの釣りは数を釣りのには不向きなため、僕はあまりやりません。
いや、ルアーでも十分釣れるよ??
という声をいただく事もありますが、それはせいぜい10匹前後の話。数もいる。釣るのも簡単。そんなメバルは釣り方をしっかりマスターすれば、一晩で20匹、多い時では50匹を吊り上げる事も充分に可能です。
というわけで、今回は私流ではありますが、一晩にメバル20匹以上を吊り上げるダントツ数釣法をご紹介します。
メバルを20匹以上釣るために生み出された、『スプリットイソメ釣法』
適当に命名しましたが、メバル釣りにおいてこの仕掛けより釣れる手段は見た事がありません。近くにいるルアーでもコンスタントに釣れるような釣り場でこの仕掛けを実践すれば、一晩で20匹は確実に釣る事ができます。
見ての通り、メバルを20匹釣るのに必要な道具はガン玉と針だけです。針はメバル専用のモノでは大きすぎて食いが悪くなるので、以下のものを使用しています。
https://amzn.to/3SyH0IX
(伊豆メジナ)
メバル針に限らず様々な針を試しましたが、現在のところ、このownerの伊豆メジナがダントツで針がかりが良いです。沢山のアタリがあるこの釣り。‘‘針がかりの良さ’’は最終的な釣果に大きな差をもたらします。スプリットイソメ釣法を行う際は、ぜひこの伊豆メジナをセレクトしてみてください。
オモリに使うガン玉は、どこのメーカーのモノが良いというのは特にありませんので、立ち寄った釣具店で最も安価なもので十分でしょう。
イラストを見てわかる通り、非常に経済的なこの仕掛けは、根掛かりを恐れずガンガン根の深いところにも仕掛けを打ち込んでいく事ができます。
メバルの習性を理解して動かすと釣果は伸びる
釣り方に関してですが、この釣りは一つの動作を覚えてしまえば、あとは全てその応用です。どうやって竿を操作してもいいのですが、とにかく以下の図のようにイソメが動くようにしてください。
スーッと逃げるような動作を見せておいて、ゆっくりと沈める。スプリットイソメ釣法は、様々な深さにおいてひたすらこの動作を繰り返すだけです。
水中で観察するとわかるのですが、メバルは目が非常に良いため獲物をよく観察する習性があります。そのため、じっくりと見せすぎてしまうとメバルは餌を見切ります。
そのため、餌を観察させる時間を与えすぎず、適度に『逃げる』動作を挟んでいく。すると、ひたすら餌を観察するだけだったメバルは、冷静沙を失いとりあえず口に含んでおく。という行動に出ます。
この根拠を示すのに丁度良い動画がYouTubeに落ちていたので、ご覧ください。
どうでしょうか?
メバルがバイトする時、その多くがルアーが逃げる動作を見せた瞬間慌てて捕食に出ているのがわかると思います。メバルは、食べ物(かもしれないモノ)を失うリスクに過剰反応してしまう特徴があるのです。
この習性を利用すべく、私は『見せて見せて、逃げる!』という動かし方を行っているのです。その動きを図にすると、先ほどのイラストのようになるでしょう?
このイラストを単に再現するだけでなく、『見せて見せて、逃げる』という緩急を意識してイソメを動かしてみてください。この動作が上手くなれば、面白いようにメバルをヒットさせる事ができるようになるはずです。
あとは、この動きを岸壁沿いで行うか、遠投して沖で行うか。釣り方は2種類しかありません。慣れてきたら、足元も沖もガンガンせめて行けばいいのですが、初心者の方は岸壁沿い(足元)のみを狙って行くのがいいでしょう(操作が簡単だからです)
この釣りを極めれば、、、
このスプリットイソメ釣法は、メバルをメインに、メジナ、カサゴ、アイナメなどなど、様々な美味しい外道達を同時に狙うことができます。釣りの醍醐味の一つに‘‘近所へのおすそ分け’’があると思うのですが、この釣法はまさに『皆んなの分も釣ってきたい!』なんて時には大活躍です。
前回の釣りでも、沢山の魚を近所におすそ分けすることができました。
(前回の釣行、スプリットイソメ釣法にて)
是非、皆さんもこの釣り方をマスターして、近所のヒーロー、そして防波堤のヒーローになってみてください。
この記事を読む方には初心者の方もいると思うので、一応以下に今回紹介した仕掛け一式を掲載しておきます。
【スプリットイソメ様釣具一覧】
釣行時に使用している仕掛けや釣り方に関しては、当サイト内にある『魚種別釣れる構造』に記載しています。一読するだけで後の釣果にかなりの違いが出てくると思いますので、興味のある方は目を通していただければと思います。
魚種別釣れる構造→https://kishitsuri.com/1515-2/