全ての釣りに通ずる釣果を伸ばすための重要知識
2025/08/31
単に『魚の釣り方』と言っても、その釣法は様々な種類があるわけですが、その中でも最も魚が釣れる釣法はどれか?と言えば、それは
『ヘチ釣り』になると思います。
サビキ等の魚の群れを狙う釣法を除けば、食わせにおいてヘチ釣りが最強である事は間違いないと私は思っていますが、このヘチ釣りのエッセンスを他の釣りに応用することができれば、どのターゲットを相手にしたとしても、魚と出会える確率は格段にアップすると私は思っています。
魚が仕掛けを見切る要因第一位は、糸に引っ張られている気配
ヘチ釣りが圧倒的な食わせ力の秘密は、極力オモリなどを使用せず、餌をゆっくりと海中に漂わせる技にあります。
オモリに引っ張られる力、糸を通して我々釣り人に引っ張られる力、これらを極限まで小さくし、限り無く自然に近い状態で餌を落としていく。
外部からの張力を感じさせないナチュラルな動き。ここに魚に迷いを与えない秘訣があるのです。
例えばバスフィッシングを例にとっても、大型の見えバスを狙う際は多くの上級者達がノーシンカーの小型ワームを落としていきます。ルアーフィッシングであっても、食わせに全振りする場合やはり『ヘチ釣り化』に向かう傾向があります。
私はサビキ釣りで食い渋った時、サビキに付けたオモリを外して行うノーシンカーサビキが必殺技です(笑)
オモリ無しのサビキは絡みやすさが尋常ではありませんが(笑)食い渋った時にもしっかりとバイトを取る事ができます。
食わせ最重要項目は『糸による張力』を隠すこと。
二つの例を出しましたが、ヘチ釣りの食わせ力を応用する事は、『糸による張力』を隠す事にあります。例えば、
・水中で完全に静止する
・高速で落ちる
・不自然な方向へ流れる
これらは全て魚達に違和感を与え、マイナス要素として働くことが非常に多いです。
これらの事を知っているだけで、同じ仕掛け、餌、釣法を使ったとしても得られる釣果には大きな違いが現れる。
食い渋った際にこの話を思い出せば、状況を打開するヒントになるかもしれません。
Rio 土肥
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