釣果優先の最強釣法”ガン玉流し”
ここでお伝えするのは、『釣れる構造』の最強釣果優先釣法である”ガン玉流し”です。
文字数を確保すためにつらつら書いても意味無いので、早速行きましょう。ガン玉流しの仕掛けはこちら。
針の40cm上にガン玉、
これだけです。
他の記事で紹介している初心者専用釣法のぶっ込み釣りと比較し、仕掛けが軽くて多少投げ辛かったり、操作の動作があるため多少難易度は上がるのですが、
このガン玉流しはぶっ込み釣りと比べても、数倍の釣果が得られる圧倒的な釣力を持っています。
なぜ、この釣り方が最も釣れるのかというと、使用する針、錘、共に考えられる限界まで軽くしているため、仕掛け全体がこの上なく水の動きに同調し、自然に動くからです。
以前の記事で、『釣りは不自然さをどれだけ消せるかの勝負』と書きましたが、まさに、その究極体がこのガン玉流しになります。
1.5号のナイロンラインに5〜8号の伊豆メジナの針、これに小さなガン玉を打てば仕掛けは完成です。
針やオモリの号数など、細かい知識が無いという方は、記事の最後に貼ったモノをそのまま買っていただければ全て揃います。
🟠海、川、それぞれの餌と釣り方
餌に関してですが、
海であれば青イソメ。
川、湖であればミミズ。
この二つが圧倒的に釣れます。
海であればゆっくりと落として行き餌が落ちていく様を魚に目撃させる。着底後10秒待ってアタリが無ければゆっくりと引っ張りまた着底させ10秒、、それを繰り返せばOKです。青イソメは匂いが弱い餌なので、長くその場に置いておいても魚がやってくる可能性は少ないため、この様に動かし続けた方が釣れる可能性は高くなります。
釣り場が川である場合は、川の流れを使って餌を動かして行きます。
仕掛けを上流方向に投げ、ゆっくりと沈めながら下流にミミズを流します。餌が下流に流れ、糸が完全に張ったら、また上流に投げ直し下流へと流す。
これを繰り返す。
海での釣り、川での釣り、それぞれの動作の違いは以下の動画で見比べていただければともいます。
【海でのガン玉流し】
【川でのガン玉流し】
また、川で釣りをする場合青イソメと違いミミズはかなり強力な匂いを放つため、投げた後に放置でも釣れるという特徴があります。
以前の記事で解説した、『嗅覚の優れた魚をミミズで狙う』釣り方と同じ構造になります。
なので、操作が難しければ放置しておくだけでもOKという意味でも、難易度が低いのはミミズを使った川での釣りとなります。
超初心者と一緒に放置の釣りを行っているのが以下の動画です。
投げた後ただ待っているだけで勝手に魚がかかるのがわかると思います。
話を『動かす方の釣』りに戻します。
海での青イソメ、川でのミミズ、どちらの釣りも重要なのは、
どれだけ自然に餌を動かせるか、落とし込めるかです。
まるで自然の虫が沈んでいく様にゆっくりと浮遊させるイメージで餌を動かしてください。
そこに何かしらの魚がいれば、必ず反応があるはずです。
非常にシンプルな仕掛け、釣法なため短い文章になりますが、本当に圧倒的な釣力を持つ釣法なので、『どうしても魚が釣りたい』という方にはまずこの釣り方から入る事をお勧めします。
最後に、このガン玉流しで狙えるターゲットを海、川、それぞれに記載しておきます。
【海】
カサゴ、ソイ、シーバス、ネンブツダイ、フグ、キス、ハゼ、ヒイラギ、ベラ、メバル(夜に限る)、メジナ(夜に限る)
【川】
鮎以外の全て
釣行時に使用している仕掛けや釣り方に関しては、当サイト内にある『魚種別釣れる構造』に記載しています。一読するだけで後の釣果にかなりの違いが出てくると思いますので、興味のある方は目を通していただければと思います。
魚種別釣れる構造→https://kishitsuri.com/1515-2/