ルアーで釣れない理由のダントツ第一位

      2025/03/21


私がルアーフィッシングを行う上で、釣果を上げるために最も重要視しているのは何かといえば、それは間違いなく

 

”ターゲットの前を通す”という心がけです。

 

餌釣りでは魚のいるタナに仕掛けを送り込めるか否かで、全く同じ釣り方と餌を使用しても釣果に驚くほど大きな差が出ますが、これはルアーであっても同様のことが言えます。

魚の射程圏内はそこまで広くはない

魚達が『追いかけよう』とスイッチが入る射程圏内は、魚種によっても、その日の活性によってもばらつきがありますが、特に動きの早いはアードルアーにおいては、私達が想像するよりもかなり距離は短いものです。

もちろん、活性次第では5m先でもルアーでも追いかけてくれる個体もいるでしょう。しかし、多くの個体はそうではありません。

遠くのルアーでも追ってくれる個体も、目の前に来たものにしか興味を示さない個体も、あらゆるコンデションの個体を全て射程圏内に収めるには、

やはり、『徹底して目の前に送り込んでやる』という心がけが大事になると思います。

食わせるのではなく、『スレがかりさせてやる』という気持ちでルアーを操作する。そうすれば私達が操作するルアーはより素晴らしいルートを辿る様になる。私はそんな事を考えながら日頃ルアーを扱っています。

魚はどこにいるのか

とは言うものの、私達はバス釣りのライブスコープの様に正確に魚の付き場がわかるわけではありません。

ある程度『この層にいそうだな』という予測が立つフィールドや状況もありますが、そういった予想が全く立たなかったり、悉く予想が外れた時、頼みの綱となるのはやはりボトムの釣りです。

なぜなら、基本的に『魚が浮いている』という日であっても、ボトムには必ず沢山の個魚達がいるからです。水面に多くの生命感がある日であっても、実際にはボトムの方が生物の数は多いものです。

そのため、魚の居る層がピンポイントに断定できないでも、とりあえずボトム付近を綺麗にトレースする事を徹底すれば、

ルアーは魚の目の前を何度も通っていると考えても大きな間違いはなく、それでも全くの無反応であれば、

・目の前を通しているのに食っていない
・ポイントに魚がいない、もしくは少ない

という次の判断へ移行する事ができるため、ルアーチェンジや移動という次の手段を模索すことができます。

ルアーのトレースコースの特性

また、ルアーを意図した深さへしっかりと届けるには、ルアー個別に存在する基本的なトレースコースも、理解している必要があると思います。

ルアーは種類によって進行するコースが異なり、曲線的に手元まで帰ってきたり、直線的であったりと、様々なものがあります。

バイブレーション、スピナーベイト、ジグヘッドなど水に沈むルアーは、カウントダウンやリトリーブスピードを操ることが出来れば、全ての層を攻めることもできますが、

ルアーによってはそのトレースコースが曲線的であるものも存在し、一定の層を引くにはそれなりの技術を要するものもあります。

魚がいるであろうレンジが決まったら、そこになるべく正確に、長い距離を引いてこれるルアーをセレクトする。この点に関しても私は日頃からかなり気を使って釣りをする様にしています。

ルアーを魚にぶつけるという意識

そんなことを心がけながら、釣り場では徹底して『スレがかりさせてやる!』という意識を持って釣りをしています。実際に今季は一度40cmのスモールマウスバスをスレがかりで釣る事ができました。

 

ルアーを魚にぶつける

 

そんな意識を持って釣りをするだけで、キャストやリトリーブ、ルアーセレクト等全ての所作に丁寧さが付加され、釣果に大きな違いが出るはずです。

最近は初心者の方に釣りの指導をする機会も増え、彼らもこのブログを見てくれている事もあり、私が日頃全ての対象魚に対して重要視している

ルアーを魚の射程圏内に入れる事の徹底に関して、記事を書いてみました。


Rio 土肥


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ルアーフィッシングの可能性をもっと開拓すべく、日々様々なルアーを使って様々なターゲットをおかっぱりで狙っています。

・バズベイトを使ったシーバス釣り
・ボーマーのぶっ飛びチューニング
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