初心者が釣果を得るための最短経路
2025/03/21
今回は、釣りを始めたばかりの方が『とりあえず魚を釣ることはできる』という状態をいち早く達成するための最短ルートとなる釣法の一つを解説します。
🟠魚が釣れるまでの2ステップ
魚を釣る事は初心者の方にとってはとても難しい事と思うかもしれませんが、実は、たった二つの過程を踏むだけでそれは達成されるのです。
それは、
1:餌(もしくはルアー)と魚を出会わせる。
2:食わせる。
『魚が全く釣れない』という時、立ちはだかっている問題は実はこのどちらかがクリアできていない。ただそれだけなのです。
逆に言えば、『出会わせる』と『食わせる』、このたった二つの課題をクリアすることさえ出来れば、魚は確実に釣れるという事になります。
もちろん、魚が餌を食ったあとは『フッキング』と『取り込み』があるわけですが、食わせるところまでクリアできる様になれば、はっきりいってフッキングも、取り込みも重要ではありません。
確かに合わせが下手だったり、取り込みが下手であれば魚を逃す『こと』はありますが、『食わせる事』までがしっかりと達成されているなら、後は単にリールを巻くだけだろうが、そのうち魚は確実に釣れるからです。
だから、初心者の方はまず
・出会わせる
・食わせる
この二つから頭を離さ無い事、それが重要なのです。
🟠最重要課題、『出会わせる』のクリア方法
出会いと食わせに集中すべきと分かったら、まず最初に『出会い』について考えてみましょう。魚と餌が出会うプロセスがなければ、魚が餌を食うことは100%無いからです。
魚と餌が出会うパターンというのは、主に以下の2パターンしかありません。
・魚のいる場所に餌を届ける。
・餌のある場所に魚がやって来る。
この二つのどちらかを意図してデザインしていくわけですが、この二つのうち、私たち釣り人側から考えて難易度が低い出会いはどちらでしょうか?
答えは、圧倒的に後者の『魚が勝手に餌を探し、餌のある場所に魚がやってくる』というパターンです。
魚の方が餌を探してやってくるのだから、釣り人が魚を発見し仕掛けを送り込む必要がありません。なので、初心者の方はまず、
何もせずとも魚が勝手に餌を探してくれる釣り
を選択する事を薦めたいのですが、
魚に餌を探させるために重要となるのが、
『匂い』となります。
遠くの魚が餌を発見し、そこまで辿り着く方法は、この匂いを頼りにするしか方法が無いからです。
であれば、当然
嗅覚の優れた魚種をターゲットに設定すれば、その難易度はより下がることになります。
探す力に長けた魚に、餌を探させる。
嗅覚の優れたターゲットを狙い、彼等の嗅覚に頼った『待ちの釣り』をする。それが、釣り人の実力を最も問わない魚と餌の出合わせ方である。私はそう考えています。
🟠狙うべきターゲットと、餌
それでは、初心者の方が最初に狙うべき嗅覚が優れた魚は、どれなのか?
それはずばり
コイ科の魚、そしてナマズです。
海の魚にも嗅覚の優れた魚種は沢山ある生息していますが、海と川では川の方がはるかに魚を釣る難易度は低くなります。(理由は割愛)
なので、まずは淡水魚鯉科の魚となまず、この2種を狙うのが早道です。
コイ科の魚とは、主にコイ、ニゴイ、ウグイ、アブラハヤ、オイカワのことを指します。
これに、同等レベルの嗅覚を持つナマズを入れたわけですが、彼等は、信じられないほど発達した嗅覚で、遠くに放置された餌を探し出します。
使う餌は、ドバミミズで決まりです。
ミミズは川釣りにおいての最強のエサです。淡水魚であれば、鮎以外の全ての魚種が捕食対象としているだけでなく、
その皮膚から大量のヌメリを出し、水中に匂いを撒き散らし続けてくれるため、ターゲット達はこの匂いを遠くから感知し、すぐにミミズの下へ辿り着く事が出来ます。
仕掛けを投入して30分、ミミズが無事でいることは極めて難しいでしょう(笑)
ここから先は、全て以下の動画の7分15秒以降で語られているので、ご覧ください。
🟠投げ入れる場所
ここまでわかれば、後は川に仕掛けを投げ入れるだけになりますが、仕掛けを投げ込む場所も、簡単に探す事ができる明確な基準があります。それは、
そのポイントで一番水深が深そうで、流れが緩めの場所。
これだけです。
一番深く、流れが緩い場所というのも大体で大丈夫です。おおよそ周囲より水深がありそうで、流れが緩めに見えるのであれば問題はありません。
仕掛けを投げ込み、後は糸を張り気味にしてアタリを待つ。多少ポイントがズレていたとしてもミミズの匂いが魚達を呼び寄せます。
匂いがあるからポイントがズレていても大丈夫。そのために、嗅覚の優れた魚を狙っているという訳です。
🟠ここまでが『出会わせる、食わせる』の全て
・出会わせる
・食わせる
魚を釣る為の2ステップは、ここまでで完了です。如何なる方法を取るにせよ、釣りは常にこの二つの要素を考えるだけでokです。
次の記事では、少し操作の難易度は上がりますが、この釣法をさらに超える釣れっぷりを誇を最強釣法をご紹介します。
そちらもお見逃しなく!

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ルアーフィッシングの可能性をもっと開拓すべく、日々様々なルアーを使って様々なターゲットをおかっぱりで狙っています。
・バズベイトを使ったシーバス釣り
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