アイゴ(バリ)の刺身は普通に美味いですよ
2022/12/02
先日、熱海の磯場でメジナ釣りをしていたのですが、今回はメジナの活性が低く、代わりに沢山のアイゴ(バリ)が釣れました(笑)
熱海港の防波堤や、熱海海釣り施設など、アイゴは熱海でも頻繁に目にする魚ですが、アイゴを釣り上げた多くの釣り師は『アイゴか〜』とすぐに海にかえしています。
もったいない!
アイゴはその臭いからから『食えない』という認識が強いわけですが、実際に臭いのは表面の皮と内臓だけ。
皮の臭いは火を通せば消えますし、刺身で食べるなら全く関係ありません。それどころか、アイゴの刺身は釣り物の中でも上位の味です。
(熱海の磯で釣り上げたアイゴ(バリ))
要は処理が面倒なだけ。アイゴの刺身、味は抜群!
アイゴが『食えない』という印象を持たれているのは、毒針や臭いの処理の手間がかかるからであり、味自体がまずいからじゃありません。
臭い関しては時折外道で釣れてくる『ボラ』も同じ、汚い水質でも生きられるボラは、汚い河川、海でも生息しているために『臭い』という印象を持たれています。しかし汚い水質で育った魚はボラに限らずみんな臭いわけで(笑)綺麗な場所で取れたボラは刺身でもとても美味いです。
アイゴに話を戻すと、毒針をハサミで切断して安全を確保し、表面の滑り、内臓が身に当たらないように捌いていけば、絶品の刺身を取り出す事ができます。
(アイゴの刺身)
『これまでこの味を逃していたのか!??』と後悔しますよ(笑)
皆さんもアイゴが釣れた際には『食えん!』と諦めず、是非試食にトライしてみてください。特にアイゴの刺身、めちゃ美味いですから。
釣行時に使用している仕掛けや釣り方に関しては、当サイト内にある『魚種別釣れる構造』に記載しています。一読するだけで後の釣果にかなりの違いが出てくると思いますので、興味のある方は目を通していただければと思います。
魚種別釣れる構造→https://kishitsuri.com/1515-2/