相模川のスモールマウスバスを釣る
2022/12/02
次は何を釣ってみようか?と、ネットで様々な魚料理を閲覧していると『スモールマウスバスは美味い』との書き込みを発見、なにやらラージと違い全く臭みが無く、泥抜きを全くしなくても美味しく食べられるのだとか。
となれば、相模川の近くに住んでいる者として、確かめないわけには行きません(笑)スモールマウスバスが本当に美味いのかどうか?相模川で釣ってたしかめようじゃないですか。
近年、相模川にスモールはかなり増えてきている。
近年、相模川にはスモールマウスバスが結構増えていると聞きます。確かに、私も以前相模川でナマズ釣りをしていた際に、スモールが何度も目の前を横切って驚いた経験があります。
私は海釣りを主な専門としているわけですが、ロックフィッシュの経験はスモールにも通用する分はあるでしょう。とにかくグーグルマップでポイントを絞り、出撃!
今回のポイントはの猿ヶ島周辺の相模川本流、バスポイントとして有名なジャリアナではありません。野池ポイントは魚影は濃さそうですが、水質が本流には劣るため食べる魚を釣るには不向きです。今回はスモールマウスバスの味を確かめると言う大きな目的があるので、ポイントは水の入れ替わりがある本流に絞りました。
実釣開始
今回は普段釣りをしている海とは違い、完全に初めてのポイントなので、一箇所で粘らず広範囲にチェックして行くことが重要です。そのため、多少遠投にも向く様メバル用ジグヘッド2グラムにシャッドテールワームを装着して、できる限り広範囲を探ります。
Youtubeなどで水中映像を確認すると、スモールは底付近をウロウロしている魚の様です。この辺はクエなどの泳ぎ方に非常に似ていますね、ならば、ボトムから50センチのラインを丁寧にトレースする様心がければ、比較的多くの個体の目に触れることができそうです。
こんな作戦の元、徹底してボトムから50センチラインを通し続けていると、ブルブルと言う小刻みな魚信、ワームは小型のものを使っているので一口で食べきれるはず、すかさず合わせを入れると、掛かりました!
(相模川スモール)
上がってきたのは小型のスモール。やはりいました。どうやら場所と釣り方はこれで良さそうです。同じ方法でもう少しサイズの大きい個体の目の前を通過するのを待てば、そのうち次も釣れるはず。
遠投後、ボトムとの距離に集中してひたすらただ巻きを繰り返します。
20分くらい場所を変えながら釣り歩いていると、目の前でワームが消えました。『ん、魚か??』と、とりあえず軽めに合わせを入れてみると、さっきよりも大きな引きが手元に伝わりました!魚だ!
どうやら目の前までワームを追跡してきていた様です。手元で食ったので、すぐに抜き上げました。
(本日2匹目の相模川スモール)
これくらいのサイズがあれば、十分に食べることができそう。と言うわけですぐさま血抜きをして持ち帰ることに。
海釣りの知恵は相模川のスモールマウスバスにも利きそうです。今後はしばらくスモール釣り火曜ってみようかな。
試食
帰宅後、すぐに持ち帰ったスモールを三枚におろし、今回は定番のフライにして食べてみました。
(カサゴに似ている白身)
調理後、真ん中にある揚げ物がスモールのフライです。
今回は皮を剥がずにそのままでフライに挑戦してみましたが、確かに臭みも一切なく、驚くほど美味い!こんな近くでこんな食材が取れるなら、いつもの様に海まで遠征しなくてもいいんじゃないか?と言うほどです。
今回はフライに挑戦しましたが、次回は塩役や、燻製なんかも試してみようと思います。相模川スモール、なかなか楽しく美味しいターゲットになりそうです。
次回の準備
次回はハードルアーでボトム付近をトレースさせるべく、メバル用に持っていたミノーにガン玉を埋め込んでみました。
こいつで次回はさらに大型のスモールを仕留めてみたいと思います。
それでは!
釣行時に使用している仕掛けや釣り方に関しては、当サイト内にある『魚種別釣れる構造』に記載しています。一読するだけで後の釣果にかなりの違いが出てくると思いますので、興味のある方は目を通していただければと思います。
魚種別釣れる構造→https://kishitsuri.com/1515-2/