ナマゾンモバイリーという誇り高きパックロッド【使い込みインプレッション】

      2025/02/25


今回は久しぶりの使い込みインプレ記事です。

今回当ブログで初回したいのはこちら。

https://amzn.to/4hMK27H

ナマゾンモバイリーC584MHです。

こちらテイウォークさんから出ているナマズロッド?と言うよりパワーゲーム何でもロッドになるわけですが、

パワー系のパックロッドが欲しくてネットサーフィンをしていたところ、ナマズ+アマゾン=ナマゾンといういかにも『パワフルなゲームをしなさい』と言わんばかりの商品名に、

スペックだけ確認して即座に購入しました(笑)

購入理由は、完全に『名前が素晴らし過ぎた』というだけなんですが、実際に2年間様々なパックロッドと一緒に使い込んでみて、

大当たり確定です。

しかし、この『ナマゾン』というターゲットを限定するようなネーミングからか、ネット上のレビューの数も少なく、実際に私の周りの釣り人でもナマゾンモバイリーを使っている人は皆無、、、

こんなに素晴らしい竿なのに勿体無いので、今回は私が所有するこのナマゾンモバイリーC584MHがどのように素晴らしいのか、書きまくっていこうと思います。

最も特質すべきはキャストフィール

まず、このロッドの事を話すのに、最初に思い浮かぶのは、

キャストフィールの良さと飛距離

です。

一般的に怪魚系のショートロッドといえば、大物相手の粘りを重視して作られるため、キャスト事にロッドが曲がり過ぎて飛距離が出なかったり、竿先が暴れキャストの精度が出ないことがありますが、

ナマゾンはグラスコンポジットのGモデルと分かれているのもあり、Gモデルではないこの584MHは、全体的にハリがあり重量のあるルアーでもロッドが負けずにぶっ飛ばすことが出来ます。

参考までに、私の場合は18gのオリジナルザラスプークを45mほど遠投することが出来ました。

58というロッドの長さを考慮すれば十分な飛距離です。

また、ロッドの調子もわりかしファースト気味であるため、非常に高いキャスト精度が出ます。私は日頃家の廊下を使って短い距離のキャストを練習しているのですが、

ショートキャストの精度は高級機種であるツララのモレーナ53と同等という評価で、問題ないと思います。

しかも、フルキャストの飛距離に至っては、その硬さも相まってモレーナ53をかなり凌駕します。

ロッドの自重からキャストの軽快さ、疲れなさ、アクション入力のしやすさにはモレーナに部がありますが、アマゾンで22000円という価格を考えれば、とてつもなくコスパの高いロッドであると思います。

また、具体的なキャストに関しては

フリップ◯
バックハンド◯
オーバーヘッド◯
サイドハンド片手△
サイドハンド両手◯

といった感じです。

片手のサイドハンドキャストが△なのは、私の手首のパワーでは、片手で振り回すにはやや力みを必要とするからです。(私は手首がかなり細い)

ですが、これもキャスト時の垂らしをやや長めに取ることで、慣れれば問題なくキャストできる様になります。

このサイドハンドキャストの負担は、ロッド自体の硬さからくるものですが、その代わり全てのタイプのキャストにおける飛距離は抜群です。

ブランクスの程よい硬さから全てのキャストに勢いがあり、レーザー系の弾道を描きます。

日頃からボートでバス釣りをするタイプの方であったり、水路のナマズ釣りの様に15m程度のショートキャストの釣りであれば、モレーナの様に軽い力でしっかり曲がる竿の方が向いていると思いますが、

私のように、基本全ての釣りがオカッパリであり15m以上のキャストが多い方であれば、このナマゾンc584MHは最適だと思います。

また、

飛距離出したいなら長いロッドを使えば良いじゃん?

という声が聞こえてきそうですが、

それは違います。

確かに、飛距離を出すために長い竿を使う事はできますが、それではショートロッドの持ち味である

・テクニカルなキャストを楽しめる
・軽快なルアー操作を楽しめる

という二つの重要な要素を捨てる事になります。

短い事による『楽しさ』

これと『飛距離』が両立する事に意味があります。だから、飛距離の出るショートロッドの存在は重要なのです。

ガイドが素晴らしすぎる

ナマゾンモバイリーC584MHに関しては、はっきり言ってキャストフィールが全て!と言いたいほど、キャストにおける素晴らしさがありますが、

搭載されたガイドも最高です。

まず、この価格帯で全ガイドにSICリングが搭載されているという事。他社のものであればトップガイドのみがCISという程度の価格帯ですので、まさに太っ腹なロッドと言えます。

さらに、これはYouTuberでもあるエルドラド氏も動画で語っていますが、ナマゾンモバイリーは一般的なルアーロッドに比べ、ガイド系がかなりデカいのです。

これにより、PEラインとリーダーの結束部分の抜けが非常にスムーズになります。私は手間のかかるFGノットなど一切しないタイプの釣り人なのですが(笑)このデカガイドのおかげで他の結束方法で組まれたノットでも、

全く問題なくガイドをすり抜けてくれます。

ユーザーフレンドリーな怪魚ロッド

キャストフィール、抜けの良いSICデカガイドなど、ナマゾンモバイリーは上級者でなくとも使いやすく、価格面から評価しても非常にユーザーフレンドリーな怪魚ロッドと言えると思います。

実は私自身、同じナマゾンシリーズであるナマゾンのGモデルも所有しており、こちらの方は『大した竿ではない』と思っているのですが、このモバイリーの方はそもそも素材自体が違うので、全くの別物でした。めちゃめちゃ気に入っています。

今回語った機能だけでなく、その見た目も非常にカッコ良いナマゾンモバイリー(名前は特にカッコ良い)

低価格帯の怪魚系ロッドをお探しの方は、是非候補に入れてみてはいかがでしょうか。


Rio 土肥


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