相模川のスモールマウスバスをハードルアーで狙い続けた今シーズン
2025/01/28
今シーズンはひたすらにハードルアーで相模川のスモールマウスバスを追いかけ続けました。
とは言うものの単にハードルアーで狙う事自体は、既に3年前からやっていた釣りなのですが、今季はハードルアーの中でも釣れそうなものを使うのではなく、自分が『これを使って釣りたいんだ』というものに拘って釣りをやりきりました。
昨季は動画でも出しているように、ハードルアーを中心とした釣りをしていたものの、メタルバイブや相模川でも実績があるとされるルアーを中心とした釣りを行なっていました。
【昨年の動画】
しかし、今季はさらにその先へ進んでみたいと、大型のクランクや今までシーバスしか釣った事が無かったエリーなど、自分の好みを優先したセレクトで挑み続けました。
結果どうだったかと言えば、
定番ルアーから逸脱し自分の好みでルアーを選び始めると、相模川ではビックリするくらい全くバイトが得られなくなりました(笑)
ここまで反応が無くなるものなのかと絶望しましたが、それでも絶対に奴らに口を使わせる方法はあるはずと、様々な作戦を立て相模川の様々なポイントに釣り場に通い続けました。
その結果、2ヶ月が過ぎた頃には何となくロマンルアー(※ロマンルアー=これで釣りたい!と思うルアー)の食わせの傾向を掴む事ができ、最盛期にはコンスタントとまでは行きませんが、一定のペースでスモールをゲットする事ができる様になりました。
【今年の動画】
やはり釣りの醍醐味は釣果数ではない
釣果数自体は昨季よりもかなり落ちる結果となりましたが、今季は、トップ、ミノー、クランク、バイブレーションと、多くの種類のハードルアーで釣果を得る事ができ、一匹一匹の感動、そしてシーズンの充実度は今季が過去最高だったと思います。
やはり、釣りの醍醐味とは魚を釣る事自体ではなく、魚にたどり着くまでの苦労の軌跡なのだと思います。釣れる釣りはすぐに飽きてしまいます。それよりも、念願の一匹に日々近づいている感覚の中でも連続するボーズの日々。これこそ私が一番楽しいと思うフィッシングライフです。
今季は近年の中で最も釣り上げた魚の数が少なかったでしょう。しかし、それは悩みあれこれと格闘していた時間が最も長かったことを意味しています。
『こうすれば良いんじゃないか?』日々そんなことを考え続け、トライアンドエラーを繰り返しました。サイズこそ昨期を超えることは出来ませんでしたが
こうして釣り上げた一匹には、サイズや量を遥かに超える価値を感じます。
やはり私は目的を達するまでの苦しみが好きなのです。これまで一番大きな縛りを設定して挑んだ今シーズン、たくさんの苦労をしながら、また一つ自分のスタイルに確信を持つ事ができた一年でした。