アビノー110Fは大きな可能性を秘めている。
最近はこちらのルアーにハマっております。
ニシネルアーワークスのアビノー110Fです。
私はこのルアーが大好きで、現在カスタムしたものを含め3つのアビノーを所有しています。
で、今回はこのアビノーについて語りたいのですが、
このルアー、とにかく使っている際の楽しさが半端じゃありません。ある程度のサイズ感と重量で使用時の存在感がしっかりと有り、アクション中も動くパーツやボディのロールなどガチャガチャと暴れ回ります。
サイズ、重量、アクション、音、そしてデザイン。全ての要素がアピールポイントであり、とてつもない存在感を放ちます。
あまりにも存在感がありすぎるというか、そもそもサイズのでかいルアーで有るため、日本のバスフィッシング市場には少し倦厭されている?様な雰囲気がありますが、バスだけに限らず、日本の様々なフィッシュイーターに対して高い効果を発揮できるルアーで有ると個人的には確信しております。
バスルアーとして販売されているため、他のターゲットの業界ではほとんど知られていないルアーですが、ナマズやシーバスなどデカいルアーにも果敢に反応する魚種に対しては、既に私自身多くの釣果をあげることができています。
これほどの楽しさを持ったルアーなのにも関わらず、しっかり釣れるルアー。
楽しさと釣力を高いレベルで両立したルアーはなかなかありませんが、このアビノーはその数少ないルアーの一つです。
以前はアビノーをデッドスローモードにチューニングする動画も出しました。
日本でアビノーを楽しみ尽くすには、様々な魚種に目を向けることが必要
先ほども述べたように、アビノーはその存在感が大きすぎるために、日本のバスフィールドで抜擢されすシーンは少ないでしょう。
しかし、1年を通して様々な魚種を狙う私が思うに、日本のブラックバスは日本の全ての釣りものの中で最もスレ度の高い魚であり、他の魚種はどれもバスほど高いプレッシャーの中で暮らしてはいません。
『激スレ』と言われる東京湾のオカッパリシーバスさえ、何を通しても食ったであろう個体は数多く存在し、適当なルアーを適当に投げているだけでも、3釣行もすれば釣果を出すことができます。
それはナマズもロックフィッシュも同じです。
おおよそどんなルアーでも興味を持ってくれる個体を探す釣りならば、ルアーの存在に気がついてもらう事こそ最も重要であり、その役割で言えばアビノーには110fは超適任です。
気がついてもらう事が重要であるなら、ビッグベイトを使えば良いと思うかもしれませんが、サイズによってアピール力を増幅させた場合、今度は食うためのがハードルが上がってしまいます。
110mmしか無いのに超ハイアピールというところが、アビノーの強いところなのです。
アマゾン系ルアーにも引けを取らない騒がしさで、寄って来てみればそのサイズは食べ頃の110mm。バス、ナマズ、シーバス、レイク系のトラウト、日本のフィールドに生息しているフィッシュイーター達に全く無理をさせないこの絶妙なサイズこそ、私が『アビノー110Fは日本の様々なフィッシュイーターに対して力を発揮する』と思う所なのです。
春を待つ現在、シーズンを迎えれば近所のナマズや港湾のシーバスだけでなく、河口やサーフのシーバス、場合によってはサーフのヒラメやマゴチなんかにも、このアビノーを使っていきたいと意気込んでいます。